芸術,  雑記

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昨日たまたまテレヴィでみた、演出家の宮城聰さんのインタビュー、メモ。いつかアンティゴネ観たい。

人類は何千年も答えが出ないような矛盾や不条理に向き合って、宙ぶらりんであることに耐えてきたはずなんです。そして芸術には、そのための訓練の技術や知恵が少しずつ蓄積されている。 

例えばドストエフスキーの小説を読んで、「人間がわかる」ことはありません。むしろ読めば読むほどわからなくなる。でも、わからないってことに耐える力を、少しだけ獲得できるんです。

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